高配当株投資家うえけんです。
前回の記事では、高配当株投資の買いルールについてまとめてみました!
おさらいしておきますと、我が高配当株投資の3つの買いルールとは…
高配当株投資3つの条件
- 配当利回り4.4%以上であること
- 2009年以降減配がないこと(特配、記念配は除く)
- 過去10年間営業利益ベースで赤字がないこと
この3つでした。
高配当株投資の特徴は買いのルールがシンプルな点です。
これならあたしにもできそうね!
株式投資は継続することが大事。そのためにはできるだけルールをシンプルにする必要があります。
ただ、こんなに簡単な買いのルールであっても、高配当株投資に必要な心構えを知っておく必要があります。
今日は、そんな高配当株投資に求められる心構えをまとめてみたいと思います。
高配当株投資の心構え
投資対象となる銘柄を監視し続けること
高配当株投資においては、2009年以降減配はなく、過去10年間営業利益ベースで赤字がない銘柄が配当利回り4.4%以上になるまで株価が下落したときに買いの候補銘柄となります。
よって、買いのルールを守るためには…
- 2009年以降減配はなく、過去10年間営業利益ベースで赤字がない銘柄リストを作成する
- 配当利回り4.4%以上になるか、日ごろから監視する
このふたつの習慣が必要になります。
ん-、結構めんどくさそうね
これらを日々行うのは確かに負担は大きいです。でも、ご安心を。
本サイトでこの監視銘柄リストを作成し、配当利回り4.4%以上になった銘柄一覧を公開していきます。
事業内容や配当政策を把握する
監視銘柄リストの中から気になる銘柄があったら、せめてどんな会社なのかというぐらいは知っておくことにしましょう。
どんな会社か把握するやり方
- 会社四季報
- 会社ホームページ
- 決算短信や決算説明資料
- 業界地図
どんな会社を調べるためには会社ホームページでもよいですし、会社四季報なども見てもよいでしょう。
また、会社の概要だけではなく、配当政策・株主還元策についても見ておくことをおすすめします。
- 中期経営計画
- 決算説明資料
- 会社説明会資料
これらの会社は安定配当、増配に前向きな銘柄なのかと言ったところは重点ポイントです。
資金管理
兼業投資家であるメリットを生かした入金投資。ただ、困るのは買いのタイミング。どのタイミングで使い切るか難しいところですが、株価の動向は誰にも読めません。
なので、証券口座に入金できるタイミングを考えて、どのようなペースで買いを入れるか考えておくことが必要です。
例えば100万円なら6月までに半分の50万円まで投資するといったマイルールを定めておきましょう。
ルールを順守すること
先ほどの3つのルールを徹底することです。
含み益が大きくなったりすると気が大きくなって他の銘柄に手を出したくなるもの。
配当利回りも4.4%以下でも欲しいからこの銘柄買っちゃおうか…といったところが天井掴みに、なんてことはよくある話です。
ルールを必ず守ること、誘惑に負けない自制心を大切することが必要です。
失敗しても良いという勇気
そして一番大事なのは投資に踏み切る勇気です。
株式投資の世界では100%成功はありえません。なので、失敗を恐れていては何も生まれないのです。まずは勇気を出して買ってみることです。
買った銘柄が減配するなどして大損失を受けたとしても、損切りして次の銘柄にチャレンジすればよいのです。
臆病にならずまず一歩踏み出す勇気を大事にすることです。
コロナショックのように大暴落している中、平然と買い注文を出せるようになれば一人前の投資家です(ワタシもまだまだです)。
最後に
ということで今日は、高配当株投資に必要な心構えについてまとめてみました。
株式投資は自分との戦いです。
株式投資のコツを知っていても、これを実行する勇気や規律がないとまったく意味をなさなくなります。
株式投資に必要な心構えを大切にしながら相場と対峙していきましょう。