新型コロナウィルス+消費税増税の影響で日本株は終了?
日本株が軟調に推移する中、我が高配当ファンドでは新たに2銘柄を新規買いしました。
この軟調な地合いは、感染が拡大する新型コロナウィルスや消費税増税の影響でGDP成長率が大幅減となったことなどが理由として挙げられます。
でも、こんなときこそ長期投資家の出番、良い株が安く買えるチャンスでもあるのです。
ということで今回購入した2銘柄はこちらです。
- 4725 CAC-HD
- 1518 三井松島HD
新規買い2銘柄概要
それでは今回高配当ファンドに組み入れた2銘柄を振り返ります。
CAC-HD(4725)
CACHDは独立系ベンダ、システム構築・保守運用、医薬品開発支援を展開。信託銀行、製薬業向けが多く、システムインテグレータを子会社にする持ち株会社です。
2月14日に2019年12月期の決算を発表。結果は増収でしたが、営業利益ベースでは減益となりました。
2020年12月期は営業利益見込みが20億円の見込み、配当金も10円増額して60円となりました。
この決算を発表後、株価は急落。
配当利回りが4.6%となった1316円で200株を購入しました。CAC-HDは2008年以降減配がなく、配当政策も安定的です。
リスク要因ですが、2021年の中期経営計画の目標が引き下げられた点。
配当性向は70%まで高まっている状態でもあり、業績悪化→減配のリスクも念頭に置いておく必要があるかもしれません。四半期決算は要チェックですね。
1318 三井松島HD
三井松島HDはオーストラリアの石炭の生産、輸入販売を展開する持ち株会社。衣料、施設運営、飲料ストロー等に展開、明光商会を傘下に置きます。
三井松島HDは、2020年3月期決算の下方修正を発表。
業績悪化の原因としては
- 石炭販売事業における販売数量の減少
- 石炭価格の下落
- 衣料品分野や電子部品分野における販売減
とのこと。一方で子会社の株式の売却により特別利益は6億円ほど増額となりました。この発表を受けて株価は急落。
貴重な鉱業セクターでもありますし、株価下落を受けて1,125円で200株を購入しました。
中期経営計画によれば、配当性向は30%以上と記載があります。まだまだ余力もあり、当面安定配当を受けられると想定しています。
(おまけ)前田道路
前田道路は、前田建設からの敵対的TOBを阻止するために、総額535億円の特別配当を決議したとのこと。
これは1株650円に相当する額で100株に直すと6万5千円。ワタシは2221円で購入していますので配当利回り約30%という超高配当銘柄に変貌したわけです。
ただし、株価のほうはTOBの期待が薄れて下落。
ワタシとしては、配当金を見込んで購入しているので、増配は大歓迎です。4月14日に臨時株主総会が開かれるとのことで…
仕事を休んで行っちゃおうかな~
なんてことを目論んでおります。
最後に
ということで高配当ファンドに組み入れた2銘柄をご紹介しました。
配当利回りの良い銘柄はたくさんありますが、今回はポートフォリオのバランスを取るために情報通信や鉱業といったセクター重視で組み入れを行いました。
ただ、あと5%から10%下げてくれると買いたい銘柄がゴロゴロしてるんです。
買い付け余力と相談しながら買い増しを続けていきたいと思います。
全ては経済的自由のために。
それではまたあした〜