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【高配当株投資】まだまだ買える?国内高配当株投資銘柄を探してみた!

我が家では高配当株銘柄を中心に個別株投資を行っている高配当ファンドを運用しています。

最近は、米国株も順調でNYダウは3万4千ドル超、日経平均株価は再度3万円台にトライするなど、株価は上昇の一途です。

おくちゃん

株価は高いからもう買えないわよね…

確かにそんな雰囲気はあります。

でも、よく調べてみると指数は高い割にまだまだ安く放置されている高配当銘柄が存在するんです。

これから株式投資を始めたい、高配当株投資を始めたい、でも、どんな銘柄を買っていいか分からない…そんな方もいると思うんですよね。

ということで今日は、高配当株投資を初めてもうすぐ10年のワタシが、2021年5月現在の監視銘柄をご紹介したいと思います。

本日ご紹介する監視銘柄

  • 1961 三機工業
  • 1518 三井松島HD
  • 9769 学究社
  • 9422 コネクシオ
  • 2461 ファンコミュニケーション
  • 8316 三井住友FG
  • 9445 フォーバルテレコム
  • 7593 VT-HD
  • 8410 セブン銀行
  • 8725 MSAD-HD
  • 3513 イチカワ
  • 8308 りそな銀行
  • 9513 電源開発
うえけん

ご紹介する銘柄には寸評も加えておきますね(独断と偏見だけど)

我が家の高配当ファンド運用方針

銘柄をご紹介する前に我が家で運用している高配当ファンドの投資方針についてご紹介しましょう。もう何度もブログでも触れていますけど、初めてご訪問いただける方もいると思うのでおさらいです。

なお、ワタシの投資対象銘柄の基準はたったの3つだけです。

  • 配当利回り4.4%以上
  • 2009年以降減配がないこと
  • 過去10年間営業利益ベースで赤字がない

このルールの詳細はこちらのページをご覧ください。

大人の高配当株運用投資方針(1.5版) 本ブログでもポートフォリオの見直しが入るたびに更新している大人の高配当株、2012年から運用しています。 今回は、大人の高配当株...

高配当ファンドに組み入れる銘柄は、配当利回り4.4%以上とします。

最近、FIREには4%ルールというものがあります。

4%ルールとは

これは投資元金に対して、リスクを抑えながら極めて安定的に得られるリターンが4%となることから、毎年の生活費を4%以内に抑えることで、理論上、運用益だけで生活できる状態になることを指します。

MONEY PLUS「1億円貯めれば資産は減らない?流行りのFIRE(経済的自立早期リタイア)術を実現する技術」より引用。

配当利回り4.4%以上に投資するというルールは、もう10年も前から守ってきたルールでして、配当利回り4%ぐらいもらえれば配当だけで生活できるんじゃね?という観点で決めたものです。

うえけん

時代がおいらに追いついてきた、という感じだよね~

これからでも買いたい高配当株銘柄

ということで上記の条件3つに該当する監視銘柄をご紹介することとしましょう。※株価は2021年5月7日現在。

code銘柄株価予想PER配当利回り
1961三機工業1,41613.735.65%
1518三井松島HD972-3.955.14%
9769学究社1,30614.325.36%
9422コネクシオ1,4409.764.86%
2461ファンコミュニケーション39515.314.81%
8316三井住友FG3,95313.544.81%
9445フォーバルテレコム35412.294.80%
7593VT-HD42311.344.73%
8410セブン銀行23413.934.70%
8725MSAD-HD3,25312.974.61%
3513イチカワ1,32523.334.53%
8308りそな銀行4658.914.51%
9513電源開発1,6708.994.49%

以上、13銘柄となります。

現在保有しているけど買い増ししたい銘柄

現在保有しているけど買い増ししたい銘柄は以下のとおりです。

1961 三機工業
1518 三井松島HD
9769 学究社

三機工業はとにかく高配当が魅力。新型コロナの影響で2021年3月期は大幅減収見込みも今期は80円に増配。配当利回りは5.65%と魅力で、来期以降の業績回復にも期待したいです。

三井松島HDも2021年3月期は減収減益。特損計上で純利益赤字ですが、来期2022年3月期は業績V字回復の見込み。配当利回りも5.14%と高めで来期以降も安心して保有できそうな銘柄です。

学究社は私の好きな低PER、高PBR銘柄。高配当の割にはROEも高めで、新型コロナの影響もリモート授業などにより軽微でした。配当利回りは4.98%と高率。配当性向がやや高めなのが気になりますが、業績面でも安定しているので株価によっては買い増しを検討します。

買い増しはしないが高配当銘柄として有望な銘柄

例えば、分散投資の観点から1単元が高い銘柄や同一セクターであるといった理由で、買い増しはしないが監視銘柄入りしている銘柄があります。

8316 三井住友FG
8308 りそな銀行
8725 MSAD-HD
9513 電源開発

三井住友FGはメガバンクの一角。メガバンクはオワコンといった印象もありますが、まだまだ当面はなくなることはないでしょう。

ワタシはすでに三菱UFJ-FGを保有していますので同一セクターの銘柄を買いこむことはないですが、大型株の中では比較的安心してい持てそうな銘柄と言った印象です。

三井住友FGは100株で40万円以上必要になりますから、これが高いと思えば代替銘柄としてりそな銀行が良さそうです。

MSAD-HDは今年買ったばかりの銘柄。やはり単価が高いという理由で今のところ買い増しの予定はありません。セクター的には保険業でポートフォリオの中には置いておきたい印象です。

電源開発はカーボンニュートラルへの流れなど厳しい印象ですが、代替エネルギーへの対策も備えている印象です。政治的な思惑などで株価の上下動は激しいですが、このような銘柄をポートフォリオに組み込んでおくのも良さそうですね。

もうすでに保有していてあまり推奨できない銘柄

配当利回りなどの条件は満たしているものの、その後の決算が思わしくなかったり、購入した後に大した魅力がない銘柄って言うのも結構ありますよね。

9445 フォーバルテレコム
8410 セブン銀行

この銘柄ですが、2022年3月期決算の見通しも良いとは言えず、成果を確認できるのは当分先になりそうな予感です。

セブン銀行は2021年3月期決算を発表。来期も減益予想となっていて業績面で厳しい状態です。配当性向はまだちょっとだけ余裕がありますが、業績面では予断を許さない状況です。

これから購入を検討する銘柄

それでは、今度は私が欲しいと思う銘柄をまとめてみます。

2461 ファンコミュニケーション
7593 VT-HD
3513 イチカワ
9422 コネクシオ

ファンコミュニケーションズは業績面でやや厳しい感じ。バリューコマースとは対照的ですね。ただ、株価的には下げ止まった感があるのですが…配当利回りも4.89%となり、お買い得な水準に入ってきました。

VT-HDは日産・ホンダのディーラー経営。昔から安いなあと思いながら投資をとどまってきました。配当利回りは4.71%で以前に比べたら配当利回りは低下してしまいましたが、まだまだ買える水準ではありそう。

イチカワはセクターで組み入れていない繊維製品銘柄。配当利回りは4.53%と標準的。また、低PBR銘柄でもあり実績PBRは0.34倍で割安さにも魅力あり。

コネクシオは携帯販売代理店。今回2022年3月期決算で増配も発表した結果、配当利回りは4.86%まで上昇。ドコモ系の販売店だと思っていたのですが、今期は楽天モバイルや保険の窓口などにも展開。予想PERは9.8倍と割安なのでうーん購入しちゃいそうですね…

最後に

ということで今日は私は購入を検討している銘柄リストをご紹介しました。

なお、当該銘柄への投資を推奨しているわけではありませんので、投資するときはご自身による調査確認もお忘れなく。

また、少なくとも長期的な視点での投資になりますので、数週間で手っ取り早く儲けたいと思う人にとっては不向きですのであしからず。

今後も高配当株投資でがんばって行きたいです。