波乱含みの株式市場でワタシが取った行動
ワタシが運用している高配当ファンド。日本株と米国株による運用ですが、基本的には一度購入した以上永久保有することが大原則になっています。
しかし、昨今の軟調な株式市場を背景に、投資資金を追加し、新規銘柄を買い増ししている状態です。
まあ、さっそく含み損の銘柄も出てきていますが、基本的には配当金を重視した運用がメイン。配当利回り4.4%越えの銘柄は積極的に買いを入れるのが投資方針なのであります。
下落が怖くて株式投資なんてできかっての(←半分ヤケ?)
日本株、米国株ともに銘柄を入れ替え
最近下落で日本株、米国株ともに配当利回りの高い銘柄が増えてきました。
例えば日本株ではJTの6%半ば、米国株では6.67%など、ちょっと考えられない配当利回りですよね。
また、3M(MMM)のように一時的な業績の落ち込みなどにより売りたたかれている銘柄も目立つようになりました。
もっと追加投資資金を確保しておけばよかったあ~
と言っても後の祭り。タイミングがばっちり合うことのほうが珍しい株式投資。やれる範囲でやっていくしかないですよね。
ということで日本株と米国株でそれぞれ売買を行いました。
日本株は武田製薬を売却!
日本株の部では武田製薬工業を売却しました。
武田製薬工業は、この高配当ファンドを開始した直後に組み入れた銘柄。永久保有を目的として、2012年初頭に新規買いを行い、以降、7年以上に渡り配当金を受け取ってきました。
しかし、2020年3月期の決算見通しで増収ながら営業利益が赤字を発表。このため、投資ルールのひとつ、「営業利益が過去10年間赤字でないこと」という条件に抵触する可能性があるため、今回売却となりました。
一時は7000円近くまで株価が上昇したこともあったんですよね。
もっと早く売っておけばよかったんじゃないの?
む、確かに。でも永久保有が原則で、当時は株価が上昇したからと言って売ることは考えていなかったんですよね。
3.605円で売却で7年越しの保有で数千円の損失という残念な結果に終わってしまいました。
新たに購入した新規銘柄は?
で、武田製薬工業を売却して新たに2銘柄を組み入れました。
1961 三機工業
三機工業は以前もブログで買い候補として列挙した銘柄の一つ。
今回、1,190円で100株購入。配当利回りは5.04%となかなかの配当利回りで購入できたかな、と思っています。
5110 住友ゴム工業
貴重なゴム製品のセクターから、株価ダダ下がりの住友ゴム工業を購入。1180円で200株、配当利回りは4.66%での取得です。
昨年、予定配当も60円から55円に減額した経過もあるようですが、実績ベースで言えば減配はなし。1Qの不振が懸念材料ですが、今期の見通しも後半盛り返す予想であることを信じてこのタイミングで購入しました。
米国株は乗り換えを実施
米国株ですが、CHEVRONとOXYを売却して、同セクターのExxon Mobilに乗り換えました。
Chevronは株価が上昇して配当利回りが低下していました。また、OXYは業績悪化に伴い含み損が拡大しつつありました。
で、XOMは株価下落中。しかも37年連続で増配中のシーゲル銘柄。
ということで、CVXをOXYをすべて売却して、XOMを72.6ドルで40株購入しました。
これで、石油セクターのウエイトも厚くなり、ポートフォリオもシンプルになりました。
今後も高配当投資を強化します!
もともと、売買せずに永久保有が前提の高配当投資。
でも、時には、今回のように業績面で問題のある銘柄やよりお得な高配当銘柄への乗り換えなども年に数回は行っていきたいところ。
ブログのネタのために、株の売買するのはやめてよ~
ぐ、そ、そんなことは考えたことはないっす(←ちょっとはあった)
それでは高配当株投資、がんばっていきましょう!