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【高配当株投資】増配連発?保有株の決算チェック(その4)

それでは前回に引き続き保有株の決算チェックです。

うえけん

なかなか数が多すぎて決算見るのが追い付かないよー

おくちゃん

増配発表された時の喜びって言ったらないわよね…

ここまで発表してきた今期保有株の決算はこんな感じです。

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2021年5月14日以降に発表された我が保有株の配当金は以下のとおりとなりました。

前期配当→今期予想

  • ハピネット 50円→50円
  • 三共生興 18円→未定
  • 東京産業 26円→26円
  • クレディセゾン 45円→45円
  • 三菱UFJ 25円→27円
  • オリックス 78円→78円
  • KDDI 120円→125円
  • フォーバルテレコム 17円→17円
  • 学究社 65円→65円

ということで9銘柄中、前期と変わらずが6銘柄、増配は2銘柄、未定が1銘柄となり、順調です。

安定配当を受け取るためのファンドとして減配が少なく済んだのは喜ばしい限りです。

それではもう少し詳しく見て行きましょう。

持ち株たちの決算チェック

7552 ハピネット

ハピネットは2021年3月期決算を発表。増収増益の好決算で、前期の業績悪化からV字回復といった印象です。

配当金は以下のとおり前期に続き50円を予定。配当性向も42%程度まで下がったのは良い傾向です。

来期も小幅ながら増収増益を予想。引き続き安定配当をお願いしたいところです。

8018 三共生興

三共生興の2021年3月期決算は大幅減収ながら営業利益ベースでは増益となりました。OEMなど事業戦略の転換の効果が表れたとのことですが、新柄コロナウイルスの影響はとても大きかった模様。

純利益も固定資産や投資有価証券を売却してのもので、早期退職などの特別損失を何とか吸収している状態です。

来期の配当金、業績予想は現時点で未定。

ですが、2020年3月期は記念配当だったこともあり、現時点で安定配当は継続中と判断して当面は保有継続です。

8070 東京産業

東京産業の2021年3月期決算は増収減益でした。

コロナウイルス感染症拡大防止策による外出自粛やレジ袋有料化による包装資材の需要減少によって生活事業は減益となるなど厳しい決算になったようです。

配当金は前期と同額の26円配を予定。業績も前々年並みに回復を予定しています。計画通り推移すれば配当性向も33%で、今期も安定配当が期待できそうです。

8253 クレディセゾン

クレディセゾンの2021年3月期決算は減収ながら大幅増益となりました。

  • カード会員数は減少。収益減少も前期の引当金や投資コストが剥落して増益
  • OA機器等のリースは政府からの給付金支給により増益
  • 住宅ローンの貸出残高は増額
  • 不動産、アミューズメントは減収

セグメントを見てみると、そんなに順調とも思えない状況ですね…

来期の配当金は45円を継続。配当性向も20%弱とまだまだ余力はありそう。新型コロナウイルス終息後の業績復活に期待したいところです。

8306 三菱UFJフィナンシャルグループ

三菱UFJフィナンシャルグループの2021年3月期決算は、大幅減収ながらも純利益は増益となりました。

配当金は前期25円から2円増配。ワタシの取得単価は403円ですので、取得額に対する配当利回りは6.5%程度となります。

三菱UFJは新中期経営計画を策定。これによると2023年は営業純益1.4兆円を目指すとしています。

銀行業はフィンテックの影響を受けて今が経営のターニングポイントと言えます。これからも増配を目指して頑張ってほしいと思っています。

8591 オリックス

オリックスが2021年3月決算を発表。同時に配当金も76円から2円増配することになりました。

2022年3月期も配当金は78円のままです。前期は新型コロナウイルスの影響もありましたが、純利益ベースでは大幅増益を見込んでいます。引き続き保有継続です。

9433 KDDI

KDDIの2021年3月決算は小幅ながら増収増益をキープ。スマホ代の値引きなど、前期は話題に事欠かない通信関連銘柄ですが、終わってみれば大幅減益まで至りませんでしたね。

個人スマホ事業での減益分を法人向けのスマホやICT関連事業でカバーしたようなイメージです。

配当金は120円から125円に今期は増配予定。NTTといい通信事業会社は安定増配でありがたいですね。

スマホ関連は今期以降も厳しい状況が続くでしょうが、今期も増収増益を予想。予想PER12倍程度と割安ですし、引き続きホールド予定です。

9445 フォーバルテレコム

フォーバルテレコムの2021年3月期決算は増収減益となりました。

インターネット利用大口顧客がコロナの影響で破産したり、電力取引価格の異常高騰の影響を受けて大幅損失を食らうなど、前期コロナの影響を受けた厳しい状況でした。

2022年3月期は増収増益を予想。連結配当性向50%程度をKPIにしていて、今期も引き続き17円の配当を予定しています。

9769 学究社

学究社の2021年3月期決算は増収増益となりました。

コロナ禍で学習塾は厳しい状況にあったと想像できますが、オンライン授業が順調。緊急事態宣言の中でも授業数を確保し、合格者数は過去最高を記録したとのこと。

2021年3月に5校を新規開設、2022年中にはさらに7校新規開設予定など、2022年の業績も期待できそうです。

業績予測も増収増益、3期連続の最高益を見込んでいます。配当金も65円を継続。配当性向はやや高めですが、

最後に

ということで今日はワタシが運用している高配当ファンドの持ち株決算についてご紹介しました。

この時期は決算発表がピークでとても忙しいのですが、やはり定期的な業績チェックは重要ですね…

これからも楽しく株式投資を続けていきたいと思います!