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【高配当株投資】スマホ関連銘柄の株価はどこまで下がる?NTT、ドコモ、KDDI、ソフトバンクは買いか?

下馬評どおり、菅官房長官が自民党総裁に選ばれました。早ければ9月16日の臨時国会で首相指名され、第99代目の総理大臣誕生となります。

経済もアベノミクスを継承するため、日本株は急上昇中。でも…

ドコモホルダー

スマホ会社は株価が急落中!困ったよ~(涙)

菅官房長官はもともとスマホ料金の値下げを公言してきました。今後もスマホ代金値下げ圧力が強まるとの見方が市場に広がっています。

おくちゃん

スマホ代よりも、まずは通信株の方を先に安くしちゃったわけね(笑えない)

果たして、ドコモ、KDDI、ソフトバンクやNTTなどの通信事業者株は果たして買いなのか?

高配当株投資の観点からワタシの独断と偏見で順位付けをしてみました。

結論から言うとこうです。

通信事業者の投資判断
  1. ワタシの通信株の投資判断は買い
  2. 買い候補はNTT、KDDI、ドコモ
  3. 見送りは沖縄セルラー、ソフトバンク、楽天

ではもう少し詳しく見て行きましょう!

ワタシの投資判断-買いは3銘柄

まず、なぜ、このような順位になるのか、我が家の高配当株投資のルールをおさらいしてみましょう。

高配当株投資対象銘柄(抜粋)
  1. 配当利回りが4.4%以上であること
  2. 2009年以降減配がないこと(記念配、特別配は除く)
  3. 過去10年間営業利益ベースで赤字がないこと

この基準が順位付けの根拠です。

配当利回りで買うならNTT(9432)

先ほど挙げた6つの通信事業者のち、投資対象銘柄の条件をすべてクリアしているのはNTT(9432)だけです。

株価も下落して配当利回り4.42%まで下落してきました。株価がそのまま下落するようなら即買いしたいところです。

高配当を期待できる?KDDI(9433)

次点はもう少しで投資対象銘柄KDDI(9433)です。

こちらは配当利回りが4.28%(9月15日付株価で計算)とのことであと3%程度下落すれば配当利回り4.4%以上の条件をクリアしてくれます。

なお、この配当利回りには株主優待は含めていません。

株主優待はコロナの影響で急きょ株主優待を廃止した銘柄も散見されます。自由気ままに減らされる優待はノーカウントとしています。

すでに保有中のNTTドコモ(9437)

配当利回りだけで言えば、NTTドコモ(9437)がねらい目でしょう。配当利回りは4.4%を超過。

私の優先順位が低いのはすでに保有中であるため。ドコモ口座とかいろんなリスクもありますが、保有していない方は高配当ポートフォリオに組み入れたいところ。

ワタシの投資判断-見送り、様子見は3銘柄

ワタシの中で購入を見送りしたいのは3銘柄です。

沖縄セルラー(9436)は沖縄県を地盤にした携帯スマホ、インターネット事業者です。KDDI系。過去の業績から見ると事業も安定していますし、堅実な経営をしているというイメージ。

ただ、配当利回りがやや物足りない。もうちょっと株価の調整が必要かなと思います。

うえけん

あと10%程度下げてくれたら投資対象となるわな。

ソフトバンク(9434)は昨年上場したばかりですが、配当利回りは6%超となっています。

高配当は魅力なんですけどね、将来に渡ってこの配当を維持してくれるかは未知数です。上場して期間も短く、過去の配当政策からは株主還元の在り方も予測することはできません。

ソフトバンクがつぶれることはないでしょうが、今後も減配がなく安定的に配当を出してくれるか、投資にはもう少し時間が必要でしょう。

そして楽天もスマホ関連

ただ、こちらのスマホ事業は始まったばかり。携帯部門は大幅赤字ですし、配当利回りも高いとは言えません。

高配当株投資のスタンスからは見送りとします。

結論

ということで絶賛暴落中の通信関連株ですが、ワタシの結論は

買い

ということになります。

  • 通信網は現在なくてはならない存在
  • 成長性は疑問だが、事業の継続性は確実。
  • 3大キャリアは認可で守られる(市場競争と言っても限界)
  • 多少の減益でも配当維持できる財務状況
  • 5G関連銘柄としても期待

買いたい銘柄の順番は…

  1. 9432 NTT
  2. 9433 KDDI
  3. 9437 NTTドコモ
  4. 他は見送り

こんな感じです(投資は自己責任で)

ちなみに私は昨晩のうちに証券口座に緊急入金の手続きを行いました。

株価が本日戻さなければ、積極的に買い出動する予定です。

うえけん

失敗したら?見立てが狂って減配したら損切りする、それだけのことよ。

高配当株投資、頑張りましょう