今日は我が家で運用している高配当株投資のうち、日本株の決算状況と配当金の動向についてご紹介します。
前回は4月末までの保有株たちの配当金をご紹介しました。

前回は好決算銘柄が多く、増配銘柄が多数出現しました。今回はどうなることやら、と言った感じ。
株ってなかなか簡単にはうまく行かないしね~
結論からいうと我が保有株たちの配当金は以下のとおりとなっています。
- 1518 三井松島HD 現状維持
- 1948 弘電社 現状維持
- 2169 CDS 5円減配(昨年記念配)
- 3143 オーウイル 現状維持
- 5187 クリエートメディック 現状維持
- 8410 セブン銀行 現状維持
- 9432 日本電信電話 増配(105円→110円)
ということで、今回ご紹介する銘柄のうち、配当金の状況は、7銘柄中、1銘柄で増配、5銘柄で現状維持、1銘柄で減配となりました。
コロナ禍で選んだ銘柄たちも配当維持は上出来なんじゃないかと思うんだけどね
それではもう少し詳しく決算の内容を確認していきましょう。
持ち株たちの決算内容や配当金の推移
1518 三井松島HD
三井松島HDは2021年3月期決算を発表。純利益は大幅赤字ですが、これは石炭関連の減損会計が響いたもの。

また、売上高も前年比大幅減ですが、これは会計方法の変更によるもの。2021年度より新たに適用される「収益認識に関する会計基準」により減収となりました。

配当金は50円を維持。2022年3月期は純利益黒字浮上見込みですが、場中の決算発表も株価はあまり反応しなかったですねえ…

配当金は50円を維持。配当利回りは5%超、ということで、まだまだ買いチャンスはありそうです。
1948 弘電社
弘電社の2021年3月期決算は減収減益となりました。やはり新型コロナウイルスの影響が大きかったようです。


配当金は3月一括配当の220円。EPS575円は予想PER8.5倍、PBR0.37倍とかなり割安。
過去10年間の業績ですが、ほぼヨコヨコの状況です。今後は新型コロナウイルスショックからの業績V字回復を期待したいところです。
2169 CDS
CDSは2021年12月期1Qの決算発表がありました。
2021年12月期1Qはなかなか厳しかったようで、営業利益ベースで減益となりました。経常利益ベースでは増益となっていますが、これは助成金収入99,000千円を計上しているためです。
決算評価は基本本業を示す営業利益ベースで判断しているので評価は×ですな。


配当金は55円から50円に減配。ただ、これは前期が創立40周年に当たる記念配当だったため。今後も継続して高配当をお願いしたいところです。
3143 オーウイル
オーウィルの2021年3月期決算は減収減益となりました。ただし、この数字は2021年2月に発表した業績修正(下方修正)に比べれば若干上乗せとなる数字です。

配当金は前期と同様に100株45円と高利回りをキープ。予想PER7.7倍とまだまだ割安の部類に入ります。

5187 クリエートメディック
2021年12月期1Q決算ですが、新型コロナウイルスの影響による在庫調整の影響を受けながらも、今期は順調に推移しています。

配当金も前期と同額の37円を予定です。

8410 セブン銀行
セブン銀行の2021年3月期決算は、減収減益となりました。、決算説明資料によると、新型コロナウイルスの影響や手数料収入の減少など投資継続によるコスト増との記載がありました。

配当金は11円で昨年と同額。配当性向も高まっており、配当金の安定・維持が可能なのか心配されます。

セブン銀行は今回の決算と同時に2025年に向けた中期経営計画を発表。これによれば、当面は収益拡大を目指していくとのこと。

また、配当金は配当性向40%を維持することを経営方針として定めています。
9432 日本電信電話
日本電信電話の2021年3月期決算は増収増益となりました。セグメント別の営業収益では、地域通信事業、移動通信事業など全般で好調だったようです。


2022年3月期も最高益を見込んでいます。また、配当金も105円から5円増配して110円となり、11期連続増配を予定しています。
保有株の状況
ということで5月12日現在の決算の状況を更新したのがこちらになります。

修正点は赤字で更新しました。これから決算発表される銘柄もたくさん残っていますので、増配発表を期待したいです。
最後に
ということで今日は我が高配当ファンドの保有株のうち、決算発表があった銘柄についてご紹介してみました。
株価の方はまさにセルインメイ、と言った感じで、一直線に下げていますが、こんなときこそ、高配当株投資家の出番。
そろそろ追加投資の用意も進めていきたいですね。
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