今日は、高配当株投資でどのように資産を増やしていくべきかについて考察していきます。
高配当株投資の強みは複利の効果を生かすことです。
つまり、以下のふたつを実行していくことが重要です。
複利の効果を最大限生かす工夫
- 配当金は再投資
- 支出を減らす工夫
- 仕事をバリバリやって収入を増やす
- 節約・収入の一部を投資に回す
高配当株投資の大きな目的はじぶん年金を作ることです。
そのためにはまず配当金をもらうための原資を大きくすることを優先しなければいけません。
これを実行するためにはどうしたらよいのでしょうか。一緒に考えて行きましょう。
配当金をもらうための原資を貯める
複利の効果を重視する
以前の記事でも示した通り、我々子育て40代の将来は厳しいです。
- 給料は上がらない
- 教育費などの費用がかさむ
- 人生100年時代、年金受給年齢も引き上げ傾向
- 年金とは別に老後2000万円必要
これらの問題に打ち勝つためには、それ相応の資産規模が必要になります。
そのためには配当金だけではなく、収入の一部を投資に回すなど、コツコツと積立ていくことが重要です。
兼業投資家の強みを生かす
兼業投資家の強みは毎月もらえる給料があるという点です。
そこからいくらかの投資資金を捻出することで、じぶん年金の原資を雪だるま式に増やすことができます。
- 毎月3万円、ボーナス時に6万円×年2回積み立て
- 配当金は全て再投資
- 元手は200万円でスタート
- 利回りは4%で計算
20年後の資産は1,924万円まで増やすことができます。
株式投資の利回りは通常8%と言われていますが、ここでは保守的に4%で計算しています。
この数字なら老後2000万円問題も克服できると言っていいのではないでしょうか。
月3万円をねん出するコツ
毎月3万円も捻出できない…っていう家庭はどうなの???
それは節約してください、ということになりますが…
教育費とか結構お金がかかって貯めるのも難しいのよね
そんな人には以下の方法を実行してみることをおすすめします。
わが家で実践している簡単節約法
- 楽天市場で楽天ポイントを貯める
- スマホ決済を使ってみる
- クレジットカードを有効活用する
- 格安SIMに切り替える
- エルピオでんきに切り替える
- ふるさと納税する
- 確定申告する
楽天市場で楽天ポイントを貯める
楽天市場でお買い物をすると楽天ポイントが貯まります。
でも、楽天市場の場合は、その貯め方がエゲツないです。
楽天ポイントをおススメする理由
- SPUという独自のポイントプログラムがスゴイ
- 楽天お買い物マラソンで買い店舗数ごとにポイント1%上乗せ
SPUとは楽天関連のサービスを併用するとポイントが上乗せされるサービスです。
また、楽天お買い物マラソンもお勧めです。
これは期間中にお買い物をすると1店舗当たり1%楽天ポイント上乗せされるキャンペーンです。
最大10店舗、7000ポイントが上限となります。
他にも楽天ポイント50%還元当たり前の楽天市場のバーゲン「楽天スーパーDEAL」などお得なお買い物メニューがいっぱいです。
私も楽天市場は愛用していて、過去の実績はこんな感じになっています。
年 | ゲットした楽天ポイント |
2021 | 87,586ポイント |
2020 | 402,980ポイント |
2019 | 258,184ポイント |
2018 | 174,124ポイント |
もちろんポイント目当てに無駄遣いは禁物。
上手に使えば楽天ポイントで節約につなげることができますね。
スマホ決済を使う
PayPayや楽天ペイなどのスマホ決済はポイントが貯まる上に、不定期にキャンペーンもやっていますのでおすすめですね。
わが家で使っているのは楽天ペイです。
楽天ペイは楽天市場で貯まった楽天ポイントを利用できます。
わが家で激安の地元スーパーがあるのですが、そこで楽天ペイが使えるので、食料品を現金で買うことはほとんどありません。
他にもファミペイはチャージするだけでファミマの商品がもらえたり、不定期にポイントバックキャンペーンもやってますからおすすめです。
公共料金を見直す
関東圏のひとにお勧めなのは、エルピオでんきです。
私も東京電力から切り替えましたけど、確実に電気料金が下がりました。東京ガスの営業のあんちゃんに利用明細も見せたことがあったのですが、
こ、これはうちの電気料金よりも安いです…
と舌を巻いたほどです。
エルピオでんきに切り替えることで2割電気代が安くなったという話も聞きます。
このあたり家族構成や契約形態にもよるのでぜひ一度シミュレーションをしてみることをお勧めします。
クレジットカードを使う
クレジットカードを使うだけでポイントが還元されます。
なので現金で払うよりもクレジットカードを有効活用するべきです。
ワタシがおススメするのは、オリコカードとエポスカードゴールドの2枚です。
カード | メリット |
オリコザポイント | ポイント還元1%、Tポイントが貯まる |
エポスカードゴールド | 支払先3社までポイント還元1.5%。モバイルSuicaも対象 |
オリコポイントはTポイントに交換する子ができます。
Tポイントの大きなメリットとしては…
- ドラッグストアのウエルシアで33%OFFで購入可能(毎月20日)
- プリンスポイントに交換してプリンスホテルに無料宿泊可能※
※いくつかのポイントサイトを経由
エポスカードゴールドは年会費は有料ですが、年間50万円以上使えば年会費は無料になります。
また、全国の店舗で使えるVJAギフトカード、QUOカード、アマギフ、iTunesコードがもらえます。
あと追加したいのはセブンカードプラスというクレジットカードですね。
セブンイレブンやイトーヨーカドーなどセブンアンドアイ系列で使えるnanacoにチャージするだけで0.5%のポイントが貯まります。
nanacoは税金の支払いやゴミ処理券など普通は使えない用途にまで使えるのがメリット。nanacoポイントもざくざく貯めてしまいましょう。
格安SIMに切り変える
価格破壊が起こったスマホ代金。
いまだに3大キャリアの回線を使っている人は格安SIMに切り替えることで月額5000円以上はコスト削減になります。
また、話題になったAHAMOやPOVOもユーザによってはハイスペックになります。
私なんかは月20GBもデータ通信しないのでもっと安い格安SIMを使っています。
私がおススメする格安SIM
- IIJ-mio
- BIGLOBE モバイル
- NUROモバイル
この3社ですね。3GB前後のプランでしたら毎月1000円以下で済みます。AHAMOやPOVOに比べても毎月1500円ぐらいの節約につながります。
私はIIJ-mioを使用中、その前はBIGLOBEモバイルでした。通信速度も比較的安定していて使い勝手も悪くないです。
【IIJ-mio】2GBデータ通信プランが税込み月額858円から 【BIGLOBEモバイル】音声3ギガプラン1年間770円/月
ふるさと納税してみる
ふるさと納税は自治体に寄付する代わりに返礼品をいただける制度。
2000円分は自己負担になりますが、それ以上の寄付に対しては税制上の控除が受けられます(収入によって頭打ちあり)
わが家では特にお米をふるさと納税しています。大体1万円の寄付で10キロが相場です。
総務省の家計調査によると二人以上の世帯で2万4千円程度の米の支出があるとのこと。
これの大半をふるさと納税でカバーすることができてしまいます。
また、ふるさと納税のおすすめはやっぱり楽天市場ですね。
先ほど挙げたキャンペーンをうまく活用すれば、ふるさと納税自己負担分ぐらいのポイントは簡単に貯めることができちゃいますよ。
楽天市場でお米のふるさと納税を検索してみる
確定申告してみる
確定申告することで配当金の一部が返ってくる場合があります。
確定申告すると税金が戻ってくる仕組み
- 配当金を配当所得として確定申告する
- 配当控除で配当金の10%がもどっくる
- 住民税には申告不要として確定申告書に記載(2022年から)
配当金はすでに源泉徴収と言って税金に相当する金額が差し引かれてしまいます。
でも、配当金を確定申告することで配当控除という制度を適用することができ、所得税から10%戻ってくることになります。
例:10,000円の配当
- 源泉所得税=1,500円(税率15%)
- 確定申告して受けられる配当控除
=10,000円×10%=1,000円←税金が安くなる金額 - 住民税は源泉徴収のままとする=税率5%
所得税の場合、収入によって税率が決まってきます。課税対象となる所得が695万円以下の場合は、総合所得として申告したほうが税金が戻ってくることになります。
一方で、住民税の場合は申告しないほうが税金が安くなります。
また、所得によって国民健康保険料や児童手当の金額が決まったりするので、申告せずに住民税には源泉徴収のままにしておいたほうが良いのです。
このような制度を課税制度の選択といって、納税者でどちらの制度を適用したいか選べるようになっているのです。
うん、なかなか難しくてよく分からないわね!
ややこしいので今度別の記事で紹介するね!
そして無駄遣いを減らす
ここまでご紹介したやり方を駆使して、さらに支出を減らすように節約に努めてみましょう。
とすれば月3万円程度の投資資金は捻出できるのではないでしょうか。
実際に家計簿や銀行の残高をチェックするなどして、今一度支出状態のチェックも欠かさずに行っていきたいところですね。
最後に
ということで今日は入金投資法と投資資金をねん出するための方法を考えてきました。
株に資産を突っ込むために、節約に偏り過ぎるのもどうかと思いますが、ご自身の目標額を設定し、どれぐらいの資金が必要になるのか、一度チェックしてみましょう。