デイトレードを読了
ここにきて株価が乱高下する日々が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?
今日はオリバー・ベレス、グレッグ・カブラの共著、デイトレードという本をご紹介します。
あんたはセンスがないんだからデイトレとかやめたほうがいいわよ
タイトルと違ってこの本、はっきり言って超良書です。
タイトルはデイトレとあるので、ファンダ派の人たちからは毛嫌いされそうです。
ワタシはこういう本を読むときは、メルカリを意識してキレイに読もうと思うのですが、
読んでいるうちに、付箋をつけるようになり、
そして、大事なところを手帳にメモするようになり、
あまりの感動に、本自体に蛍光ペンでグリグリにしるしを付けたくなる。
それぐらい珠玉の言葉が並ぶ一冊なのです。
この本はテクニカル派、短期売買する投資家だけではなく、先の読めない株式相場に身を置く個人投資家は絶対に知っておかなければならない内容で満ち溢れています。
今日は、そんな良書、デイトレードについてレビューしたいと思います。
本書の概要
この本で感動した部分を列挙するとこんな感じになります。
- 確実性は求めない、確率を重視する
- 上手な負け方を覚えよ。負け方はコントロールできる
- 損切りは勝ち。ただ、大負けはするな。
- 変えられないことを求めない、受け入れろ
- お祈り投資はしない。株式投資に希望は禁物
いやあ、もっといっぱいあるんですけどね。文字数の関係でワタシの心に染み入る言葉だけをピックアップしてみました。
株式投資の心構えが網羅
この本はデイトレードという短期売買を前提して書かれています。
でもね、テクニカルのことが書かれているわけではないんです。
書かれているのはおもにデイトレードをするために求められる心構えです。
例えば、ファンダ派のみなさんこんなことないですか?
・この会社は将来絶対伸びる!何があっても絶対ホールドだ!
→コロナショックでどうしようと怯えて怖くなって撤退
・この会社の業績が伸びているからナンピンして勝負!
→決算が芳しくなく株価は下落。損切りできず塩漬け…
要は、
・シナリオを持って投資したのに、感情にとらわれ、気の赴くままに売買してしまう。
・ファンダ予想が外れたのにこれを受け入れられず、その銘柄から撤退できない
こんなことってあると思うんです。
これって、自分のことを言っていない?
そう、これもワタシの課題の一つでもあります。
どうしたらこのようなミスを受け入れて、規律ある投資家になれるか、これを如実に描いた本がこのデイトレードという本なのです。
正直、タイトルで損をしていると思います。
私流にタイトルをつけるとすれば、
” 個人投資家がマーケットで勝ち続けるためのメンタルコントロール術。目指せ一億円 ”
と言ったところでしょうか。
あんまりセンスがないなあ(苦笑
負けをコントロールする

この本で繰り返し言われるのは精神論です。
特に損切りについてはしつこいほど書かれています。アマゾンのレビューでは同じことばかり繰り返されている、という悪評もありますが、ワタシはそうは思いません。
- 誰にでも間違えはある
- 予想はできるが確実ではない
- 早めの撤退は重要
- 負けには良い負け方と悪い負け方がある
これを読むと、なんだ当たり前のことじゃないか、と思うかもしれません。
でも、これを実践しようとするとなかなか難しいです。
それは…
人間としての間違いないと判断したプライドだったり、
売却後に反転したらどうしようという迷いや葛藤だったり、
数十万、数百万にも上る損切りを1クリックで実行しなければいけない恐怖だったり、
昨今のコロナショックで大きな損失を被った個人投資家もたくさんいると思います。そんな人はこの痛みが良く分かることでしょう。
個人投資家として株式相場で戦っていくためには、損失や挫折、恐怖といった感情に打ち勝っていかなければなりません。
これらを克服するための思考や投資家としても気持ちの持ち方、心構え
これらがこの本1冊にまとめられているのです。
最後に

ということで以上がデイトレードの概略です。
もし、この本を評価するならば5つ星満点、ワタシがこれまで読んだ株本の中でも5本指に入るぐらいの名作です。
でも、この本は先が読めない株式相場に身を置く個人投資家は読んでおいて損はない一冊だと思います。
株式投資で成功したいそう思う人はぜひ読んでみてください。
それでは今日も一日張り切ってまいりましょう!