高配当株投資のデメリットとは?
今日は高配当株投資のデメリットについて考えていきます。
どんな投資法にもメリットとデメリットがありますね。
デメリットもしっかり把握してからチャレンジしようね!
ここまで高配当株投資のいいところばかりを述べてきました。
では、高配当株投資のデメリットはないのか?
ええ、いっぱいあります(爆)
約10年間、高配当株投資を続けてきました。そんな中、いいこともあれば悪いこともありました。
今日はワタシの実体験に基づく高配当株投資のデメリットについてまとめてみましょう。
結論から言うとこんな感じです。
高配当株投資のデメリット
- 1日にして大儲けできる投資法ではない
- 株価の値上がり益は期待できない
- インデックスに負ける可能性がある
- 長期投資なので退屈に感じる可能性も
それではひとつひとつ見て行きましょう!
高配当株投資のデメリット
1日で大金持ちになれる投資法ではない
高配当株投資は長期投資です。10年間、20年間かけて少しづつ資産を増やしていくことが目的です。
なので、一発当てて大きく儲けようと思う人には不向きな投資法です。
まあ、株で一発当てようと思うとだいたいひどい目にあうけどね(←経験者)
もしも大きく儲けたいなら、高配当株投資はやめて成長株投資にチャレンジすることをお勧めします。
株価の値上がり益は期待できない
高配当株投資は配当金をたくさんもらうことを目的とした投資法です。
なので、成長株のように短期間で何倍にもなるような株価の値上がり益を期待してはダメです。
理屈から言うと、会社の規模と比例して株価は上がっていきます。
成長株は儲かった利益を再投資に回して事業規模を拡大して会社をどんどん大きくしていきます。
でも高配当株投資は、儲かった利益を再投資する会社ではなく、配当金に回す銘柄を中心にポートフォリオを組む形になります。
なので、はっきり言うと、高配当株投資銘柄に値上がり益を期待しちゃダメということになります。
なお、現実的には、高配当株目的で買っても○倍になった保有銘柄はゴロゴロあります。これは後日記事にします。
インデックスに負ける可能性がある
個別株運用なので当然のことですが、インデックスに負ける可能性があります。
インデックスとは日経平均株価やTOPIXのような日本株の代表的な指数です。
この指数に負けるということは日経平均株価やTOPIXに連動する投資信託を買ったほうがよい、という結論になります。
ただ、高配当株投資の目的はたくさんの配当金をもらえる原資を大きくすること、そして、将来のじぶん年金を作り上げることにあります。
この目的を忘れないように取り組むことが必要です。
インデックスとの比較を気にしすぎる必要はありません。
長期投資なので退屈
高配当株投資は長期投資、買ったら永久保有なのでやることはありません。
なので、基本ヒマです。
相場が活況なときにはストップ高になる銘柄もちらほら、そんな中、わが保有銘柄の中には売買のない出来高ゼロの銘柄がちらほら。
そんな退屈な相場に付き合わなければいけないことを念頭に置いておく必要があります。
株式投資にエキサイティングを求めてはいけないよね。
エキサイティングな相場は終わりの始まりっていうことなのよね。
リスクとリターンを考慮する
高配当株投資では大きな利益は狙わない分、株価の変動が大きくないミドルリスク・ミドルリターンな投資法だと思っています。
もしもあなたが株価の値上がり益を得たいと思うのなら、中小型株の成長株に集中投資するべきです。
ただし、その分だけリスクも大きいですし、日ごろの調査、勉強が必要となってきます。
私たち40代のオトナの株式投資ではそんなあくせくした投資方法よりも…
- 株式投資でじっくり資産を増やす
- 株式投資に時間をかけない。自分の時間を有意義に過ごす
- 育児、家族サービス、仕事に集中できる
そんな株式投資であるべきだと思います。
最後に
ということで今日は高配当株投資のデメリットについてまとめてみました。
デメリットとメリットはウラハラです。また、株式投資は生活を裕福にする手段でしかありません。
これからも私は高配当株投資に磨きをかけ、充実した生活を送れるようにみなさんと一緒に努力していこうと思っています。