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【高配当株投資】安倍首相辞任だからこそ高配当株が有力となる理由

安倍首相が辞任へ

8月28日に安倍首相が辞任を発表しました。いやあ、ビックリしました。

辞任の意向がメディアから発表されると、日経平均株価は一時600円超下げる場面も見られました。マザーズは前日比約4%超のプチ暴落です。

安倍首相辞任による悲痛が株式市場から伝わってきたかのようです。

メディアでは次の首相が誰になるかに話題が集中しています。

我々のように株式投資を行っている者にとっては、アベノミクスを継承する政治家が首相になってほしいと願う人も多いはず。

経済を重視し、官僚の言いなりにならないリーダーシップのある政治家に首相になってもらいたい―そう願うばかり。でも、これまでのアベノミクスや黒田日銀体制による株価対策の一線を画す可能性も現実味を帯びてきました

まさに時代の過渡期の今、私たちは何を考えて株式投資を行うべきなのでしょうか?

 

ワタシが思うに、官製相場からの脱却によって、株価は下がる。でも、私たち高配当株投資家はより運用しやい環境が来るのではないか…そう思うわけです。

  • 株価維持策が崩れれば市場全体のモメンタムも低迷し、
  • 良い株も連れ安して、
  • 高配当株が市場に放置され、
  • 積立て感覚で良い株を買える

こんな妄想を抱いてしまうのです。

今日はアベノミクスが終了して株価が下がった時期だからこそ、高配当銘柄を買うべきだという主張を展開したいと思います。

アベノミクスの成果

安倍さんについては、ネットなどを見ると賛否両論いろいろですが、ワタシにとっては感謝の気持ちしかありません。それはアベノミクスの波にのって資産を大きく増やすことができたからです。

ろくに貯金をしないこのワタシが、この数年間で準富裕層まで導いてくれたのも安倍首相のおかげ。

アベノミクスでは日銀による金融緩和ばかりが目立った存在でしたが、経済政策も効果として表れています。

ワタシなんて、バブルがはじけた数年後の冷え切った時期に就職活動していましたからね、とてもつらかったですね。

それに比べたら最近就職してくる社員なんて本当に羨ましいものですわ(これ以上言うと愚痴になるのでやめときますが)。

アベノミクス終了と株式投資

今は新型コロナウイルスで経済活動は低迷していますが、日本企業の競争力や財務体質などのポテンシャルはこの数年間で強化されたことは間違いないでしょう。

これがアベノミクス終焉に伴って株式相場が冷え切ってしまうとしたら、

むしろ株式投資で資産を爆増させるチャンス到来

そう思うのです。

良い株が安く買える

一番の理由はやはりこれ。

日銀による株式の買い支えによって今は株価が維持されている状態。それでも、新型コロナウイルスの影響でこれ安いなと思われる銘柄も増えてきました。

日銀による買い支えが終了して、市場に動揺を引き起こすようなことがあれば…

良い株をさらに安く買える大チャンス

ということになるわけです。

おくちゃん

実態にあった株価が形成されて株もやりやすくなるんじゃないかしらね

株価が安い状態で放置される可能性も?

ワタシはこう問いたい

そもそも株価って上がらなければいけないものですか?

確かに株式投資のパフォーマンス計算は、インカム(配当)とキャピタルゲイン(売却益)で求められるべきです。

でもね、ワタシのように配当金を将来の生活の原資にしたいと思っている人間にとっては、株価なんて上がって欲しくないんです。

  • 業績が良くて、財務状況も健全
  • 将来にわたって必要とされるサービスを提供してくれる
  • 配当金は安定して減額されることはない

こんな銘柄が安く価格で放置されていたら定期預金切り崩しても買いたい…そんな気分にもなりますよね。

株価が上がらないから積立て感覚で買える

魅力ある銘柄の株価が低迷し、安いまま放置されたとしたら、高配当株投資家なら誰でも買いたくなってしまうでしょう。

これが、もしも好きなタイミングで買えるとしたら…

ワタシのように給料の一部をひたすら株式投資に回しているようなサラリーマンにとっては、時期と金額を分散させる理想的な形で、積立て感覚で購入することができちゃいます。

そんな時代が待ち遠しいと思いませんか?

日銀に依存しない投資手法を

ということで今日は、アベノミクスの終焉と高配当株投資について、ワタシの思うところを書きました。

2012年からアベノミクス相場、株式投資に関しては個人投資家はヌルい水で甘やかされてきたとも言えます。

当面はアベノミクスは継承されることになるでしょう。ただ、いずれは、日本のトップや日銀総裁が交代し、方針転換されることになるでしょう。

そんな時代の到来も見据えながら株式投資を継続していきたいものですね。

それでは今日も株式投資でがんばって行きましょう!