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【高配当株投資】保有株が次々と決算を発表!あの銘柄の配当はどうなった?速攻チェック(その3)

今日は我が家で運用している高配当ファンドのうち、決算発表があった銘柄の業績チェックをしていきたいと思います。

このシリーズもこの秋3回目となります。

うえけん

ブログ書く方も結構飽きてきたよね…

おくちゃん

こらこら…

参考までに過去の記事を載せておきます。ここから掘り出しものの銘柄があるかもしれませんよ。

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ということで今回が最終回です。保有銘柄のチェックも重要ですので、最近発表された決算を中心に振り返っていきたいと思います。

ということで、今日は保有株の業績、そして配当金は一体どうなったのか?まとめていきたいと思います。

決算発表があった銘柄

今回取り上げるのは保有株36銘柄中まだブログに取り上げていない11銘柄です。

決算発表があった保有銘柄
  • 1961 三機工業
  • 1889 前田道路
  • 2169 CDS
  • 4544 H.U.グループ
  • 4634 東洋インキSC
  • 8018 三共生興
  • 8253 クレディセゾン
  • 8306 三菱UFJ
  • 8591 オリックス
  • 9432 日本電信電話
  • 9769 学究社

さて結果はどうなったのか、今回4つの指標で評価したいと思います。

  • 割安度…主にPER、PBRなどの株価指標で評価します。
  • 業績安定度…前期に比べて業績増減で評価します。
  • 配当利回り…配当利回りの配当を評価します
  • 配当安全度…配当性向による高配当継続可否を評価します。

なお、配当利回りの評価は私の買値を基準として判断しています。現在の株価水準では配当利回りが低いものも含まれていますので注意してください。

1961 三機工業

三機工業は三井系。設備工事大手。プラントなど総合エンジニアリング。搬送、環境関連に強み。セクターは建設業です。

三機工業は2021年3月期の中間決算を発表。決算を見たところかなり苦戦を強いられている状態です。

今期は前期にあった大型案件が終了したほか、新型コロナウイルスの影響も大きく、大幅な減収減益に陥っています。

特に機械システム事業が不振。業績の進捗度から見ると、業績下振れ・減配リスクがあります。

当面ホールドとしますが、今後のプレス発表に要注目です。

指標評価
割安度★★★★☆
業績の安定度★★☆☆☆
配当利回り★★★★★
配当安全性★★☆☆☆
投資判断保有継続

1889 前田道路

前田道路の2021年3月中間決算は、売上高は減収ながらも営業利益ベースでは増益に転じました。

株価は下降トレンドをたどています。

前田道路の業績は下期偏重型ですのでさらなる業績の上振れも期待できます。また、配当利回りは未定のままですが、過去増配傾向にあります。

今年の春は買収防衛策の一環で1株750円配当をやってのけましたが、今年も高配当を期待。さらに株価が下がるようであれば買い下がりも検討します。

指標評価
割安度★★★☆☆
業績の安定度★★★☆☆
配当利回り★★★★☆
配当安全性★★★★☆
投資判断買い

2169 CDS

CDSは取扱説明書や技術仕様書の作成が主体。3次元データ処理を駆使。FA事業も。セクターはサービス業です。

2020年12月期3Qが発表され、減収減益と厳しい内容となりました。

1-3月期→33%減益
4-6月期→39%減益
7-9月期→67%減益

7月に業績の下方修正を発表しましたが、さらなる減額となる可能性もありそうです。

今のところ増配は維持と言うことで当面ホールドとしますが、今後の業績の推移を見守りたいです。

指標評価
割安度★★★☆☆
業績の安定度★★☆☆☆
配当利回り★★★☆☆
配当安全性★★★☆☆
投資判断保有継続

4544 H.U.グループホールディングス

H.U.グループホールディングスは臨床検査薬大手。富士レビオとSRLが統合。滅菌関連事業や検査受託する持ち株会社です。セクターはサービス業。

2021年3月期の中間決算は前年比+41%の大幅増益となりました。

増益の理由としては新型コロナウイルス検査関連が主ですが、これ以外にもインフルエンザ検査などの承認も受けるなどの材料が出ている状態です。

配当金はいまだに未定ですが、過去の配当推移から増配を期待したいと思っています。

指標評価
割安度★★★☆☆
業績の安定度★★☆☆☆
配当利回り★★★☆☆
配当安全性★★★☆☆
投資判断保有継続

4634 東洋インキSCホールディングス

凸版印刷系で印刷インキの国内最大手。液晶パネル用顔料が柱。サカタインクスと提携。セクターは化学です。

東洋インキSCホールディングスの2020年12月期3Qは減収減益となりました。

減益の理由としては、新型コロナウイルスの影響やこれに伴う需要減退とのこと。今後の業績推移を見守りたいです。

指標評価
割安度★★☆☆☆
業績の安定度★★☆☆☆
配当利回り★★★☆☆
配当安全性★★☆☆☆
投資判断保有継続

8018 三共生興

繊維商社の老舗。高級服ブランドを展開。欧米ブランド「DAKS」のライセンス保有。セクターは卸売業。

三共生興の2021年3月期中間決算は減収増益となりました。ただし、純利益ベースでは特別損失を計上。新型コロナウイルスによる業績悪化により英国子会社の減損会計をおこなったとのこと。

通期見通しでは経常利益ベースで前年比+241%増。これは今年の1月-3月期において約11億円の赤字を計上したことから前年比ではV字回復したことになります。

配当金は未定から15円へ。記念配当は落としましたが、引き続き保有継続。

指標評価
割安度★★★☆☆
業績の安定度★★★☆☆
配当利回り★★★☆☆
配当安全性★★★☆☆
投資判断保有継続

8253 クレディセゾン

クレディセゾンの2021年3月期中間決算は減収増益となり、通期見通しも減益予想から一転増益予想を発表しました。

増益の理由としては、不動産事業が前年比で順調に推移したこと、コロナ禍においてクレジットカード事業の販促強化を図ったためとしています。引き続きホールド予定。

指標評価
割安度★★★★☆
業績の安定度★★★☆☆
配当利回り★★★☆☆
配当安全性★★★★☆
投資判断保有継続

8306 三菱UFJフィナンシャルグループ

三菱UFJフィナンシャルグループの2021年3月期中間決算は、大幅減収減益となりました。

ただし、株価は急騰。通期業績見通し(純利益)は5500億円から6000億円に上方修正。この進捗率からも業績の上振れが期待されています。

また、米国10年物国債の金利もジワリと上昇。収益改善期待も見られます。

ATM手数料の有料化など収益体質の改善にやっきなメガバンクですが、今後の業績改善に期待したいところです。

指標評価
割安度★★★★☆
業績の安定度★★★☆☆
配当利回り★★★★☆
配当安全性★★★☆☆
投資判断保有継続

8591 オリックス

オリックスの2021年3月期中間決算は減収減益となりました。

ただし、株価は本決算を見て上昇。

  • 配当据え置きによる安心買い
  • 高配当
  • 自社株買いの発表
  • レーティング格上げ

買いの理由としてはこんな感じ。ただし、プレスによるとコロナウイルスの最悪期は脱した前提での業績予想としており、まだまだ油断はできない状況です。

指標評価
割安度★★★★☆
業績の安定度★★★☆☆
配当利回り★★★★☆
配当安全性★★★☆☆
投資判断保有継続

9432 日本電信電話

日本電信電話の2021年3月期中間決算は前年比で減収増益となりました。

配当金は100円を維持。国によるスマホ代金値下げ圧力など、業績面で様々な憶測が飛び交っていましたが、ほぼヨコヨコの決算となりました。今期見通しも前年比で同水準を維持です。

NTTドコモの買収など話題に事欠かない銘柄ですが、今後も安定配当を継続してもらえば十分満足な銘柄です。

指標評価
割安度★★★★☆
業績の安定度★★★★☆
配当利回り★★★☆☆
配当安全性★★★★☆
投資判断保有継続

9769 学究社

学究社は首都圏地盤に学習塾「ena」を展開。難関校受験中心。受験情報サイトも展開します。セクターはサービス業です。

2021年3月期中間決算は増収増益となりました。ZOOMを活用した遠隔授業や夏期講習なども前年並みに推移したとのこと。

決算発表に合わせて通期見通しも発表。売上高+5.3%増、営業利益も+21.1%を予想しています。

指標評価
割安度★★★★☆
業績の安定度★★★★☆
配当利回り★★★★☆
配当安全性★★★☆☆
投資判断保有継続

最後に

ということで今日は、わが高配当株投資の保有銘柄、決算チェックを行いました。

今回は減配はなく(記念配は除く)、決算発表を受けて売却する銘柄はありませんでした。

これからも引き続き高配当株で資産形成に励んでいきたいです。