今日は、我が高配当ファンドの配当金について整理します。
10月から11月にかけては決算発表がピークを迎える時期。我が保有銘柄も決算発表が行われました。
決算の内容については悲喜こもごも。
いい決算もあれば、良くない決算もあれば様々です。でも、それは単なる四半期単位で発表される短期間の業績。
中長期的に利益を出しつづけることで、株価は株主資本の成長に合わせて上昇することと信じて疑いません。
本ファンドはそんな短期的な視野ではなく、配当金を受け取りながら長期目線の投資を実践していく次第です。
そんな我がポートフォリオ、決算よりも大事な配当金は果たしてどのようになったのか。
今日は我が保有銘柄の配当金を前期の数字と比較しながら評価していきたいと思います。
3月決算銘柄の結果
3月決算銘柄は28銘柄。中間決算の発表がありました。
28銘柄の配当結果は…
- 増配したのは14銘柄
- 減配したのは2銘柄
- 変わらずは12銘柄
という結果になりました。以下、保有銘柄配当金の比較です。
コード | 保有銘柄 | 配当(前期) | 配当(予定) |
1518 | 三井松島 | 50円 | 60円 |
1939 | 四電工 | 100円 | 105円 |
1948 | 弘電社 | 220円 | 220円 |
1961 | 三機工業 | 80円記 | 70円 |
3143 | オーウィル | 45円 | 45円 |
3817 | SRA-HD | 120円 | 120円 |
4410 | ハリマ化成 | 38円 | 38円 |
4709 | ID-HD | 50円 | 40円分 |
4972 | 綜研化学 | 75円 | 75円 |
5280 | ヨシコン | 47円 | 48.5円 |
7466 | SPK | 37円 | 40円 |
7552 | ハピネット | 50円 | 50円 |
8008 | ヨンドシーHD | 81円 | 83円 |
8070 | 東京産業 | 26円 | 26円 |
8125 | ワキタ | 33円 | 33円 |
8133 | 伊藤忠エネシス | 50円記 | 46円 |
8253 | クレディセゾン | 45円 | 45円 |
8306 | 三菱UFJ | 25円 | 28円 |
8410 | セブン銀行 | 11円 | 11円 |
8591 | オリックス | 78円 | 78円 |
8725 | MS&AD | 155円 | 165円 |
8793 | NECキャピタル | 60円 | 64円 |
9055 | アルプス物流 | 25円 | 26円 |
9342 | 東日本電信電話 | 105円 | 110円 |
9422 | コネクシオ | 65円 | 75円 |
9433 | KDDI | 120円 | 125円 |
9513 | 電源開発 | 75円 | 75円 |
9769 | 学究社 | 65円 | 75円 |
保有株の約半分が増配という結果になっています。いやあ、ありがたいことです。
なお、表中の文字意味は以下のとおりです。
- 記→記念配当
- 特→特別配当
- 分→分割後
減配は三機工業と伊藤忠エネシスの2銘柄。
いずれも前期は記念配だったためで、このような業績と関係のない増配はノーカウントとして、増配傾向にあればホールドすることになっています。
コロナ禍で経済の立ち直りが遅いと評判な我が国ですが、業績面では全体的に堅調。ここまで増配銘柄が多いとは思いませんでした。
12月決算銘柄
12月決算銘柄は第3四半期決算が発表されました。
この中では、増配は2銘柄、減配1銘柄、変わらずは3銘柄という結果になりました。
コード | 保有銘柄 | 配当(前期) | 配当(予定) |
1413 | ヒノキヤHD | 90円 | 100円 |
2169 | CDS | 55円記 | 50円 |
4634 | 東洋インキHD | 90円 | 90円 |
4725 | CAC-HD | 60円 | 60円 |
5187 | クリエート | 37円 | 37円 |
5214 | 日本電気硝子 | 100円 | 110円 |
6870 | 日本フェンオール | 65円 | 67円 |
減配のCDSは前期の配当金が記念配当だったため、減配としてカウントしません。来期は増配を期待しましょう。
その他、日本電気硝子、日本フェンオールなどが増配を予定しています。
8・9月決算銘柄
8月決算銘柄、9月銘柄は本決算の発表がありました。
結論から言うと、日本SHLは減配、AVANTIAは変わらず、となりました。
コード | 保有銘柄 | 配当(前期) | 配当(予定) |
4327 | 日本SHL | 100円特 | 86円 |
8904 | AVANTIA | 38円 | 38円 |
減配になった日本SHLですが、前期は特別配当だったためノーカウント。引き続き増配傾向のためホールド継続中です。
今後の方針
岸田政権が誕生して以降、株価はだだ下がりの展開を見せています。
- 経済対策の規模(特に真水の部分が不足)
- 増税の話題が尽きない
- 新型コロナ株の感染リスク
様々な要因が考えられますが、いずれにしても、最近の株はただ保有していても下がるばかり。中には、岸田政権退陣のツイートさえ目立つようになりました。
まあ、金融所得課税などは投資家にとってはとんでもない話です。
ただ、昨今の株式市場の軟調な値動きは。我が高配当株ファンドを運用する者にとっては、かけがえのないチャンスです。
それは良い株を安く買えるからです。
コロナショック以降、株価は一直線に上昇し続けた結果、高配当銘柄として投資するうま味はありませんでした。
でも、今は新興市場を中心に日本株全体が下落を続けています。これは買いのチャンスです。
私も11月は80万円ほど証券口座への緊急入金を行い、60万円ほど新規買いを決行しました。
さらに安くなるようであれば、追加投資も辞さない姿勢で臨むつもりです。
今回の下げがどこまで続くかは誰にも分かりません。が、下がったら買うという単純な作業を徹底していきます。
最後に
ということで今日は、我が保有株の増配状況をまとめてみました。
昨今の株安でとりあえず80円ほど緊急入金+買い入れを実施。今年のは115万円の追加投資となっていますが、魅力的な銘柄は買いラインを超えた銘柄はどん欲に狙っていくつもりです。
まだまだ新型コロナウイルスの影響で、経済情勢が不透明な部分も多々あります。
ただ、私はどんなときも中長期的な投資に資する銘柄群を中心に今後も投資を続けていく予定です。