本ブログでは定期的に高配当株の運用状況を公開しています。
この高配当ポートフォリオでは、目標額達成を目指してひたすら給料の一部を高配当株につぎ込む投資法です。
気が付けば保有株数は85銘柄…
資産規模は約5000万円を達成。運良く堅調な相場にも助けられ、夢の退職に向けて真っしぐらといった感じです。
しかし、この高配当ポートフォリオを運用しながらも…
もうちょっと工夫した高配当株投資にチャレンジしたいよね…
そう思い始めたのです。
そんなふつふつと湧き上がる投資意欲を昇華するための新しい運用方法を開始することにしました。
【自己紹介】
・2012年から高配当株投資を開始
・基本買ったら売らない長期投資家
・配当金は再投資、複利が基本
・2024年のわが高配当PFは年初来+26%(10月31日時点)
メインの投資方針はこちらをご覧ください。
なお、ご意見・ご感想はX(元Twitter)までお願いいたします。
Tweet to @okiraku_tohshi(仮称)高配当株集中投資法を運用開始する
新たな投資手法を実験的に始めたくなったのは、日ごろ、高配当株をスクリーニングする中での割安株との出会いです。
・なんでこんなにいい株なのに放置されているのだろう
・なぜ業績好調なのに株価はなにも反応しないのだろう
そう、それは、今のような堅調な相場においてもチラホラ出くわすわけ。
そこで、感覚的に「なんでこんなに安いの?」と思わせるようないくつかの高配当株に集中投資してみたらどうなるのだろう…
そんな気持ちで始めたのが新高配当株集中投資法です(なんかもっといいネーミングないか考え中)。
そもそも不人気な株・安い株とは
新高配当株集中投資法の対象となる…
・不人気な株
・割安な株
とはどんな銘柄を言うのか?
不人気株・割安株の定義
- 目先の業績は好調
- 株価上昇材料が出ても株価反応なし
- 低PER・低PBR
- 高配当利回り(5.0%以上が目途)
目先の業績が好調
例えば、四半期決算の進捗率が高く、今期も増収増益が見込めるが、株価は横ばいで高配当利回りのまま放置されている銘柄を言います。
株価上昇材料が出ても株価反応がない
業績の通期上方修正や増配、株式分割、自社株買いなど株価上昇のトリガーとなるイベントがあるにも関わらず株価は反応しない銘柄があります。
低PER・低PBR
株価指標は使い方によってはもろ刃の剣。ただ、予想PER5倍、PBR1倍以下、なんて銘柄を見てしまうと投資心が萌えてしまいます。
配当利回り5.0%が前後
わが高配当ポートフォリオは、配当利回り4.4%以上というルールがあります。もちろん、単に配当利回りが高ければいいわけではないです。
- 過去10年間営業赤字がないか
- 2009年以降減配なし(特配・記念配は除く)
このふたつの条件を満たしながら、配当利回り5.0%前後の高配当利回りの銘柄が存在します。
まとめますと…
・過去10年間営業赤字がなく
・2009年以降減配はなし
・低PER・低PBR
・株価上昇トリガーあり
・目先の業績は絶好調
・これらの条件を満たしながら配当利回り5.0%超で株価は安く放置されている…
こんな銘柄に投資するのが…
新高配当株集中投資法
なのです。
新高配当株集中投資法の事例
こんな話をすると…
そんな銘柄、あるわけないじゃんか。
そんな風に思うかもしれません。過去の事例をいくつか挙げてみましょう。
1518 三井松島HD
これは実際に私が購入した銘柄でして、970円で800株ほど、1120円で200株ほど、合計1000株持っていた時期がありました。
当時予想配当金は50円だったので配当利回りは5%程度だったのですが、その後、エネルギー価格上昇や有名個人投資家(井村さん)の購入もあって株価は急騰しました。
1銘柄だけで配当金16万円ほど受け取った時には感無量でしたな。
4972 綜研化学
綜研化学は2020年2月に1151円で購入。その後の純利益は以下のとおり推移していきます。
2020年3月期(予)純利益1300百万円
実績:1635百万円
2021年3月期(予)純利益1220百万円
実績:2274百万円
2022年3月期(予)純利益2200百万円
実績:2040百万円
2023年3月期(予)純利益2500百万円
実績:1436百万円
2024年3月期(予)純利益2100百万円
実績:2629百万円
2025年3月期(予)純利益2700百万円
11月上方修正:4100百万円
業績が上振れている年は業績の上方修正を行っているのですが、株価はほとんど反応せずに横ばい状態でした。
ちなみに2025年3月期予想EPSは496円なので、まだまだ割安と言ってよいでしょう。私も200株保有継続中です。
現時点での新高配当株集中投資法保有銘柄
ということで、2024年11月9日現在での新高配当株集中投資法のポートフォリオを紹介しておきましょう。
- VT-HD(5.19%)
- 四電工(4.00%)
- 朝日工業社(4.48%)
- サンワテクノス(5.06%)
- イチケン(5.02%)
※カッコ内は2024年11月9日現在の配当利回り
取引はお小遣い口座の中での運用としてます。一部小型株なども含まれていますのでそれは気にしないで下さい()。
どの銘柄も購入したばかりなので買値と一進一退と言ったところ。保有株は長期投資しつつ、欲しい銘柄があれば、小型株から高配当株にシフトする予定です。
これを続けることで、2,3年後には年間80万円ぐらいの配当金を受け取れる算段です。
最後に
ということで今日は、最近新たに始めた高配当銘柄への集中投資法についてまとめてみました。
今後も不定期に集中投資ポートフォリオを紹介していきたいと思っています(株価が調子よかったら笑)
今後もメインの高配当ポートフォリオを中心に運用し、集中投資も兼用しながら、経済的自由を達成できるように頑張っていきたいと思います。
なお、ご意見・ご感想はX(元Twitter)までお願いいたします。
Tweet to @okiraku_tohshi
それではみなさん今日も高配当株投資でがんばりましょう。