世界同時株や落ち着きを見せてきましたが…
やっと株安も一服、と言ったところでしょうか。日本株は一時は19000円台に、NYダウは過去最大の上げ幅をあげるなど、とりあえず安心した個人投資家の方々も多いかと思います。
ワタシはと言えば、高配当株=フルポジ、インデックス運用=積立て継続としながらも、投機枠はノーポジなので…
高配当株の含み損が減って嬉しいんだけど、短期枠でリバ取れなかったのが悔し…
なので、とても複雑な気分なんです。
で、高配当株の上半期の予算はほぼ使い切りましたが、配当金や銘柄入れ替えによって捻出した資金で、少し株を買いましたよ。
ということで、コロナショックの影響が続く中、もがきながら売買した履歴をまとめます。
日本株は銘柄入れ替え
まず、2428のウェルネットを売却。ウェルネットは2017年11月に1,113円で200株購入。で、今回483円で売却しました、めでたしめでたし…
いやいや、買値から半分以下で売却ってどういうことよ~
一応、高配当株を投資する以上、こうした売却損はついてまわることではありますが、売却するタイミングが遅れてしまったのは事実…
昨年、配当政策が変わったのを見過ごしてなければよかったなあ…
ということで次回は入念なポートフォリオのチェックを怠らないように気を付けたいと思います。で、できた資金でAVANTIA(8904)を購入しました。
AVANTIAは名古屋地方を中心に戸建てを展開する不動産会社。年間配当は38円で配当利回り6%弱、これとは別に1年間以上保有するとクオカード1000円分もらえます。
不動産業界もコロナショックによって業績面で大きな悪影響があると思いますが、2008年以降減配がない配当実績に期待しています。
外国株はPFEを購入
外国株はADRで保有していたNGGを売却しました。NGGはイングランド・ウェールズとアメリカ北東部を事業対象とする送電・ガスなどを公益株です。
この銘柄はADR銘柄で高配当目的で購入したのですが、ドルとポンドの為替相場で受け取る配当金額が増減することから、いずれはどこかの段階で売却したいと考えていました。
NGGは2017年11月に59.00ドルで40株購入しました。今回、58.88ドルで全株売却。まあ、配当金込みにすれば少々プラスとなりました。
売却した資金で…
・SPYDを25.25ドルで70株購入
・PFEを28.41ドルで55株購入
個別銘柄では念願のPFEを購入。
ファイザーは誰でも知ってる医薬品会社。12年連続増配、配当利回り5%超のところで購入しました。
米国株にはもっともっと欲しい個別銘柄があります。株価が下がっているのに良い銘柄が買えないという辛い状況になっています。
このあたりは、リスク資産の許容範囲との兼ね合いもありますから、細く長く続けられるように無理しないことを優先したいと思います。
今後の方針
ということでコロナショックに端を発した混迷続く相場をどう乗り切っていくのか?高配当株運用という観点から今後の方針をまとめてみることにします。
資金ができたら買い増し
先ほども書いた通り、今年上半期の予算は使い果たしてしまいました。
ボーナスもらうまでに株価は上がらないで欲しいなあ…
というか、コロナショックでボーナス無しなんてことないわよね?
資金を着実に貯めて、 高配当株にバンバン投資していきたいと思ってます。
高配当株チェックの徹底
私の高配当ファンドで購入する銘柄の条件として
・2008年以降減配がないこと(特別配当、記念配当を除く)
・営業利益が過去10年間赤字ではない
というものがあります。
一応、リーマンショックを教訓にして作ったこのルールがどこまで通用するのか、とても楽しみだったりします。
もしも通用しなかった場合はルールを見直すこととして今後の運用ルールとしてブラッシュアップしていきたいです(前向きでしょ?)。
監視銘柄のチェック
まあ、いつも通りの作業ではありますが、監視銘柄のチェックは徹底していきたいですね。
・利回り面でよりお得な銘柄への乗り換え
・セクター間のバランス
将来に向けて安定した配当金をもらえるような希望の持てるポートフォリオとなるように保有銘柄の組み換えも図っていきます。
最後に
ということで、最近の高配当株投資の売買状況と今後の方針についてまとめてみました。
現在の株価は、日米ともに金融政策が効果を発揮して以前よりは安定しています。ただ、経済実態を考えると、コロナウィルスの影響は相当長引くと考えます。
慌てず騒がず、長期目線で行きましょう!
それではまた!