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【高配当投資】相場に負けない!高配当ファンドの運用ルールを見直ししました

高配当ファンドの運用ルールを見直すこととしました

我が家で運用中の高配当ファンド(通称「LTIファンド」)。今回、運用ルールを見直すこととしました。

このブログを見ていただいている方の中でも、高配当銘柄で運用している個人投資家も多いようで、毎月更新している高配当ファンドの運用成績は、更新のたびに結構なアクセス数となっています。

で、今回、高配当ファンドの運用ルールを見直し、銘柄選別時にさらに厳しいルールを加えることにしました。

 

運用ルールはとても大事です。

運用ルールを明確にせず、なんとなく気分や感情に任せて売買してしまうことで、大きな利益を逃したり、大きな損失を被ることにもつながりかねません

ご興味のある方は続きをどうぞ

 

高配当ファンドの見直し内容

geralt / Pixabay

現状の高配当ファンドの組入れ条件

これまでの高配当ファンドの条件の3本柱は以下のとおりでした。

  • 配当利回り4.4%以上(税引き前)
  • 過去10年間減配がないこと(記念配当・特別配当を除く)
  • 過去10年間営業利益で赤字がないこと

ほかにもいっぱいルールがありますので、詳細はこちらを参考にどうぞ。

大人の高配当株運用投資方針(1.5版) 本ブログでもポートフォリオの見直しが入るたびに更新している大人の高配当株、2012年から運用しています。 今回は、大人の高配当株...

この3つだけでも結構厳しいルールだと思うのですが、このルールの場合、今年前半のような軟調な相場が続いた場合、対象銘柄がゴロゴロ出てきてしまいます

 

しかし、ご存じのとおり、高配当銘柄には…

  • 何かと問題を抱える銘柄が含まれている
  • 業績が悪くなるとすぐに減配する

要はエセ高配当銘柄が含まれているわけです。

なので、高配当銘柄の中から長期的に安定した配当政策を取る原石を選別する選球眼が求められてくるわけです。

高配当ファンドの見直しルール

そこで、今回新たにルールを見直すこととしました。

高配当ファンド新ルール

現行→過去10年間減配がないこと

見直し後→2009年以降減配がないこと

今後の株価はどうなるのかは分かりませんが、国内においては消費税増税の影響、来年控える東京五輪の反動などがリスク要因。米国も来年はリセッション入りがささやかれています

こんな中、減配リスクを減らすために保有銘柄をより厳しくチェックしていくこととしました。

中古品の会社四季報CD-ROMでチェック

まあ、リーマンショックが起こっても減配しなかった会社はそこそこ信頼できるという理屈なワケですが、問題はそのチェック方法。

過去10年以上の配当状況をチェックするためには、会社のウェブサイトを見るしかありません。

また、かぶたんのプレミアム会員になれればチェックできるようですが、お金がもったいない。

ということで、今回、会社四季報CD-ROM2016年版をメルカリで購入。最新の会社四季報とダブルチェックすることとします。

該当銘柄

この方法でチェックしたところ、以下の2銘柄が条件に該当せず、PFから除外されることになりました。

  • コマツ(6301)
  • DIC(4631)

まあ、両方とも利益が乗っているからよしということでw

この2銘柄については10月以降に売却し、新たな銘柄を組み入れていく予定です。

最後に

ということで、我が家の高配当ファンドの運用ルールについてまとめてみました。

基本的には買った株は売らずに永久保有というスタンスなのですが、条件を満たさなくなった銘柄はどんどん切り捨てていく予定です。

今後は厳しく保有銘柄をチェックして、セミリタイアのベースとなる受取配当金をどんどん増やしていけるように頑張りたいです。

 

それではまた!