コロナショックが始まって早半年が経過しようとしています。
わが高配当株運用でも衝撃の暴落に耐え、国内個別株に追加投資を敢行してきました。
高配当株投資と言っても、ただ配当利回りの高い株だけを買ってるわけじゃないよ(JTは持ってるけど)
我が家で行っている高配当株投資はこんな感じです。
- 2009年以降減配はない(特別配、記念配は除く)
- 過去10年間営業利益ベースで赤字がない
- 配当利回り4.4%超となった時点で購入
でも、しょせん高配当株投資って儲からないでしょう?
どうせ先行き真っ暗。不景気が来るのにこんな時に買わなくてもいいよねえ…
今の株価は高すぎる。実体経済と株価が合っていない。シラーPERやバフェット指数も過熱気味。騰落レシオが…(以下略)
このコロナ禍でも高配当銘柄を購入してきました。その中で学べたことがあります。
- ルールに従って行動すること
- 間違ってもいいからリスクを取りに行く
- 臆病は敵。相場観にとらわれ過ぎは禁物
コロナ禍で購入した銘柄
コロナ禍で購入した銘柄の株価がどうなっているのか再点検してみよう!
- 1518 三井松島HD
- 4725 CAC-HD
- 5949 ユニプレス
- 4972 総研化学
- 8242 H2Oリテイリング
- 5975 東プレ
- 4636 T&K TOKA
- 6371 椿本チェイン
- 8904 AVANTIA
- 7552 ハピネット
- 4927 ポーラオルビスHD
- 6306 日工
- 9513 電源開発
- 1413 ヒノキヤグループ
- 5214 日本電気硝子
- 1948 弘電社
- 4634 東洋インキHD
- 8008 ヨンドシーHD
- 8253 クレディセゾン
なんと今年2月以降に購入した高配当銘柄は19銘柄にも上ります。
新規投資後に失敗した銘柄
上記19銘柄購入したもののうち、減配によって損切りしたのは以下の4銘柄です。
- 5949 ユニプレス
- 5975 東プレ
- 4636 T&K TOKA
- 6371 椿本チェイン
我が家で運用する高配当株投資は条件を満たさなくなった銘柄は損切りします。長期投資は目的ではありません。
配当による株主還元が実現できなかった銘柄はどんどん切っていくべきです。
また、少額でも含み損を持っている銘柄も一応失敗としておきましょう。
- 1518 三井松島HD(-34.33%)
- 1948 弘電社(-3.22%)
- 8242 H2Oリテイリング(-18.56%)
- 9513 電源開発(-1.19%)
こちらは配当金をもらいながらじっくり保有継続するつもりです。
新規投資後に成功している銘柄
8銘柄で減配による損失や含み損状態になっていますが、残りの11銘柄は含み益が出ている銘柄です。
銘柄 | 取得額 | 9/11終値 | 上昇率 | 評価 |
8904 AVANTIA | 648円 | 784円 | +20.38% | ◎ |
4725 CAC-HD | 1,314円 | 1,334円 | +1.52% | △ |
4972 総研化学 | 1,151円 | 1,450円 | +15.72% | ◎ |
7552 ハピネット | 1,040円 | 1,316円 | +26.53% | ◎ |
4927 ポーラオルビスHD | 1,770円 | 2,034円 | +14.91% | ◎ |
6306 日工 | 614円 | 706円 | +14.98% | ◎ |
1413 ヒノキヤグループ | 1,744円 | 1,970円 | +12.95% | ◎ |
5214 日本電気硝子 | 1,885円 | 2,135円 | +13.26% | ◎ |
4634 東洋インキHD | 1,950円 | 1,986円 | +1.84% | △ |
8008 ヨンドシーHD | 1,802円 | 1,844円 | +2.33% | △ |
8253 クレディセゾン | 1,020円 | 1,219円 | +19.50% | ◎ |
高配当株投資は配当金をもらうことが目的ですが、タイミングがばっちりあえば、含み益も十分狙える投資法です。
インカムゲインとキャピタルゲイン、一粒で二度オイシイ思いをできるなんてサイコーだよね。
コロナ禍で個人投資家が学んだこと
ルールに則って行動せよ
ワタシのルールが正しいとは言いません。みなさんにはみなさんなりのマイルールがあるはずです。そのマイルールに忠実になることが大事です。
でも、このコロナ禍において…
条件は満たしても、今買い時じゃないよね。
まだまだ下がりそうだから、もうちょっと待ってみようかしら
などと本当は投資するのが怖いくせにいろんな理由を付けてルールを破るようなことをしてはいけません。
自身の相場観を過信しない
この銘柄良さそうだからもうちょっと下がったら買いたいわ
と言っておきながら、コロナ禍で暴落してしまうと…
来年も業績悪化しそうだし、そもそもこの業界って将来性なさそうだし、やめておこうかしら。
などと相場が悪くなると考えを変えてしまうなんて人がいます。あなたが優秀な敏腕投資家ではない限り、あなたの相場観はアテにならないことに気が付くべきです。
むしろ、長期投資+高配当株投資においては
- 相場が悪い時
- 一時的要因で業績が悪化するとき
こんなときこそ本当の買い場だったりするのです。
失敗を恐れない
私の好きな本で、デイトレードという本があります。
この本の中でこんな一説があります。
この本自体はデイトレーダーの本ですが、考え方は株式投資に相通じるものがあります。
この株は確実に業績が上がるかを突き詰めて考えることが必要です。でも、その会社の業績なんて将来どうなるか分かりません。
そこを考えすぎてしまうとちょっとした株価暴落でビビってしまって結局は絶好の買い場で買えずじまい…と悔しい思いをすることになるのです。
100%の成功を求めない、失敗したっていいんです。それでも踏み込んでリスクを取りに行ける―これが真の投資家の姿なんじゃないでしょうか。
失敗なんか恐れてたら株なんかできんよ。おいらも株歴16年だけど失敗だらけだよね。
今まで注目してなかったくせに、来年のGDPがー、バフェット指数がー、景況感指数がーとか気にしすぎるのもどうかしてるわね。
どんな知識よりも経験よりもやはり株式投資で大事なのは勇気と粘り強さ。これに尽きますね。
最後に
ということで今日は我が高配当株投資で直近購入した株価動向についてまとめてみました。
これからも高配当株投資を継続して、生活費を稼げるぐらいの配当金をいっぱいもらえるようにがんばって行きたいです。
そのためにはたくさん働いて、たくさん節約して、いっぱい株を買っていくどー
高配当株投資、頑張りましょう!