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【2024年】今年出会った株本の中でお勧めしたい書籍ベスト3

今日は、今年私が読了した投資本ベスト3をご紹介します。

このブログにご訪問される方は、もっと投資をうまくなりたい―そう考えている前向きで努力家の方々が多いのではないかなと思います。

もしも、株がうまくなりたいと思ったら…

本を読め、本を

と言えると思います(私はそう信じて多くの本を読んでいます)。

でも、読んだ本のほとんどが、

・つまらなかった

・読んでも役に立たなかった

と感じることが多いと思います。

それもそのはずで、私も数多くの本を読んでいますが、「役に立った」「面白かった」と思うのは、読んだ本の8%ぐらいの確率です(体感です)。

そこで今日は株本を読み続けて数十年、実際に株式投資にどっぷりはまったこの私が、2024年に出会った投資に役立つ本をご紹介…

というのが今日の記事のコンセプトです。

うえけん

【自己紹介】
・2012年から高配当株投資を開始
・基本買ったら売らない長期投資家
・配当金は再投資、複利が基本
・今年のわが高配当PFは年初来+26%(10月31日時点)

なお、ご意見・ご感想はX(元Twitter)までお願いいたします。

2024年に出会った本

今年もいろいろな投資本に出会いました。特に今年は個人投資家の高配当株の書籍が数多く発売されました。

【2024年に出会った本】

  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?―人生という「リアルなゲーム」の攻略法 橘玲
  • 金融地獄を生き抜け 世界一簡単なお金リテラシーこれだけ 我妻 佳祐
  • 投資依存症 森永 卓郎
  • 新・臆病者のための株入門 橘玲
  • 堀江・後藤流 投資の思考法
  • 年収300万円、掃除夫だった僕が7億円貯めた方法 www9945
  • ほったらかし米国株ETF 涌井 道
  • 世界一やさしい 高配当株投資の教科書 1年生 ショウ
  • 新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資 配当太郎
  • ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株 投資入門 かんち
  • 月41万円の“不労所得”をもらう億リーマンが教える「爆配当」株投資 なのなの
  • はじめての 高配当株 ペリカン
  • 改訂版 お金は寝かせて増やしなさい 水瀬ケンイチ
  • 最強の高配当投資 売却益×配当益 爆速で資産を増やす!上岡正明
  • 転換の時代を生き抜く投資の教科書 後藤 達也
  • くまの最強の配当株投資
  • 投資の教室 バフェット太郎
  • 年1時間で億になる投資の正解 ニコラス・ベルべ

数えてみたら、今年は17冊の投資本を読んでいました(脱サラやFIRE系の本は除いています)。

投資に役に立つ良書ベスト3

それでは、この中から投資に役立つ本ベスト3をご紹介したいと思います。

第3位 世界一やさしい 高配当株投資の教科書 1年生

第3位は、世界一やさしい 高配当株投資の教科書 1年生 ショウ です。

最近、数々の個人投資家の配当株本が発売されましたが、その中でも、一番分かりやすく、読み手としても感心させられたのが世界一やさしい 高配当株投資の教科書 1年生です。

内容はとてもシンプルで、初心者の方でもスイスイ読むことができます。

例えば、

・なぜ高配当株投資なのか、理由が明確に述べられている

・配当利回り3%以上として明確にルール化している

・イラストが多く分かりやすい

・読んでいて矛盾がない

・配当だけではないメリットにも触れられている

・長期投資と出口戦略もきっちり触れられている。

多くの配当株投資本が発売されていますが、配当利回りの定義がなかったり、ひどいものになると、大型株だけ買っておけばいい、みたいな不誠実な本が多々見られます。

世界一やさしい 高配当株投資の教科書 1年生では、高配当株の定義を明確にし、高配当株の買い方、投資の考え方、売りの条件まで明確に書かれているのがとても好感が持てます。

著者は毎月20万円を受け取り、twitterフォロワー4万人とのこと。

資産的には私も同じなので、フォロワー4万人増やせば、本を出せるんだなと身近に感じた次第です。

第2位 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? 

第2位は、親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法 橘玲 です。

私は橘玲氏の大ファンですので、少々ひいきが入っていますが、この親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法もめっちゃ面白い本です。

子どもでも読めるように…というコンセプトのもとに書かれていますが、内容はとても本格的です。

本書に触れられている内容(一部)

  • 複利の法則
  • 限界効用の逓減
  • ロングテールとベルカーブ
  • 人生とギャンブル
  • ゼロサムゲームとプラスサムゲーム
  • 借金とレバレッジ

もしも、知らない単語があるようだったら、この本を読んでみると大人の私でも勉強にもなりました

子供から、なぜ働かなきゃならないの?なぜ勉強しなきゃならないの?という直球の質問にも、大人としてどう答えるかといったことまで触れられています。

親子で金融リテラシを上げたいと思う方にお勧めです。

第1位 年1時間で億になる投資の正解 

そして、2024年投資本第1位は、ニコラス・ベルべ 年1時間で億になる投資の正解 です。

この本はインデックス投資本で、個別株投資・アクティブ投信を徹底的に批判する本です。

まあ、高配当株投資をやっている私とは全く正反対の意見の本ですが、内容はめちゃくちゃ説得力が高いです。

インデックス投資本でインデックス投資を勧める理由は、

・インデックスに勝てるアクティブ投信は2割しかない

・インデックス投資は手間暇がかからない

・著書が個別株で大失敗した

これの繰り返しで内容は薄っぺらいものが多いです。でも、この本は違います。

多くの論文や科学的なデータを用いて、個別株投資・アクティブ運用を完膚なきまで批判しつづけます。

そこまで言わなくても…という感じです(汗)

また、2024年に発売されたこともあって、コロナショックなど最新の市場も踏まえた内容になっている点も古典的なインデックス名著にはない魅力です。

高配当株投資をやっている身として、この手の本を読むととても刺激になり、自分の投資スタイルを見直すよいきっかけにもなります。

個別株投資をする人間だからこそ、読むべき一冊だと思います。

お正月は投資本を読もう

今年のお正月は暦通りなら9連休の方も多いのではないかと思います。

国内は相場もお休みですし、ゆっくりと読書をしながら、

投資について学び、

2025年の戦略を練り、

自分にとっての投資法を考えてみてはいかがでしょうか。

なお、ご意見・ご感想はX(元Twitter)までお願いいたします。