それでは前回に引き続き保有株の決算チェックを行っていきたいと思います。
保有株も多くなると大変です。現時点で保有株は39銘柄。特に連休明けは決算発表ピークなので作業量は半端ないです。
決算チェックばっかやってて訪れてくれる人も飽きてきたんじゃないかな…
記事書いているアンタが飽きてきたんでしょ…
個別銘柄投資の場合はやはり決算チェックは必須な作業。決算書を読むのは嫌いじゃないので淡々と続けていきたいと思っています。
ここまでの保有株の決算チェック記事です。
ワタシが投資している高配当ファンドですが、年初来+12%と好調に推移しています。
今回ご紹介する銘柄の配当金の状況は以下のとおりです。
前期配当金→今期配当金
- 前田道路 70円→未定
- 三機工業 80円→70円
- H.U.グループHD 144円→125円
- 綜研化学 75円→75円
- 日工 33円→30円
- トーヨーカネツ 115円→105円
減配銘柄ばっかやん!!
ということで腹だたしい気持ちを抑えて決算チェックを進めていくことにしましょう!
保有株決算チェック
1883 前田道路
1961 三機工業
三機工業の2021年3月期決算は大幅減益となりましたが、当初の見通しよりも増額しての着地となりました。新型コロナウイルスの影響によりビルメンテ・修繕などの売上が大幅に減少したためです。
ただし、配当金は記念配10円を上乗せして80円に増配。2022年3月期は記念配分が剥落するものの、安定配当は継続中としてホールド予定です。
業績面では増収増益を予想。ただし、緊急事態宣言は現在も拡大中ですので、業績面では安心できない状況が続きそうです。
4544 H.U.グループHD
H.U.グループホールディングスの2021年3月期決算は大幅増収増益の好決算でした。また、配当金も記念配当等も含めて144円に増配です。
2022年3月期も増収増益を予想。ただし、株主還元策としてDOEを導入することとなり、配当金は125円に減額する見込みです。
DOEとは株主資本配当率の略で、欧米などの取り入れられている指標。国内企業でもKPIとして採用する銘柄も増えているとのことですが、減配はいけません。
一応、減配は売り、というマイルールがあるので折を見て売りを予定しています。
4634 東洋インキHD
東洋インキHDの2021年12月1Qが発表され、結果は増収増益の好決算となっています。主力の液晶ディスプレイカラーフィルター用材料などが好調で好業績を後押ししています。
今期は90円配当(中間45円期末45円)を予想。このまま業績も順調に推移してくれれば減配はなさそうな気もします。
4972 綜研化学
総研化学の2021年3月期決算は大幅増収増益の好決算でした。
- 液晶ディスプレイ関連分野の需要拡大
- 石油価格下落
- 新型コロナウイルス拡大防止による経費節減
これらの要因が重なったと決算短信では記載があります。
2022年3月期は前期好調だった業績の反動で増収減益を予想。おそらく株価は売られるだろうなあというイメージです(苦笑
配当金は75円を維持。予想EPS267円は予想PER8倍程度と割安な部類に入りますし、当面はホールド継続です。
4725 CACホールディングス
CACホールディングスの2021年12月1Q決算は減収ながら大幅増益となりました。
DX機運の高まりなどITソリューションが順調に推移、特に制約向け、自治体向けが伸びているとのこと。通期見通しもやや保守的に見え、さらなる業績の上乗せも期待したいところです。
6306 日工
日工の2021年3月決算は増収増益の好決算でした。
主力の液晶ディスプレイ関連分野の需要が急伸し、好業績に寄与しました。どこも液晶ディスプレイ関連は好調のようですね。また、配当金も30円から33円に増配を見込んでいます。
2022年3月期の業績見通しは増収減益を予想。配当金も33円から30円に減配を予定しています。
こちらも減配=売りルールですので、どこかのタイミング保有銘柄の入れ替えを行う予定です。
6369 トーヨーカネツ
トーヨーカネツの2021年3月期決算は減収ながら増益をなんとかキープしました。
配当金は創立80周年記念配と、配当性向50%以上という基準により、年間115円となりました。
2022年3月期は増収減益を予想。配当金も105円に減配となります。こちらもルールによりどこかのタイミング売る予定です。
2022年3月期は増収減益を予想。配当金も105円に減配となります。こちらもルールによりどこかのタイミング売る予定です。
保有株の投資判断
一応マイルールとして、減配は売りを決行することになります。
売り予定の銘柄
- 前田道路
- H.U.グループ
- 日工
- トーヨーカネツ
この銘柄は売却を予定することになります。前田道路は減配と言うよりも経営統合が予定されているもの、現時点でも配当利回りが低下している状態なので売り判断としました。
好業績を見込んで前期増配を発表するような業績に連動するような銘柄はあまり好きではないんですよね。
より魅力的な銘柄が見つかり次第乗り換えを予定しています。
最後に
ということで今日は保有株の決算チェックをご紹介しました。
一応、買うときには永久保有するつもりで買うんですけどね、今回売りとなった銘柄は残念で仕方がありません。
それにしても、一般的にいうシクニカルな業種(機械とか)への長期投資って難しいというか、高配当投資には不向きなのかな、と思ったりもします。
これからも勉強しながら株式投資を続けていきたいです!
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